先日、「iPhone15が突然起動しなくなった」というお客様が来店されました。
詳しくお話を伺うと、iPhone15の耐水性能を信じて、水中で動画撮影をしたところ、突然電源が落ちたとのこと。
ご来店時には、カメラレンズに水滴がついて曇っている状態でした

水中撮影でiPhone15が水没故障!?
「iPhoneって防水でしょ?」と思われる方も多いですが、実はこれは大きな誤解です
分解して内部を確認すると、端末内部に水分の侵入を確認できました。
また、ケーブルが重なっている部分には水が残っており水没マーカーも赤く(通常は白色)反応しています。

ラッキーなことに基板の腐食やショートは起きておらず、乾燥作業のみで起動を確認できました。
iPhone15の耐水性能は「完全防水」ではありません!
iPhone15シリーズには、IP68等級の防沫・耐水・防塵性能が備わっています。
しかし、Apple公式サイトでも以下のように記載されています。
「防沫・耐水・防塵性能は永続的ではなく、通常の使用によって耐性は低下する可能性があります」
つまり、
・完全な防水ではない
・経年劣化で耐水性が落ちる
・水中使用は推奨されていない
ということです。
水中撮影する際には、専用の防水ケースを使用する事を強くオススメします。
水没させてしまったときのNG行動と正しい対処法
【やってはいけないこと】
・電源を入れる/再起動する
・充電ケーブルを挿す
・ドライヤーで乾かす
・振って水を出そうとする
これらの行動は、内部でショートや腐食が進む原因になります
【正しい対処法】
・すぐに電源を切る(可能なら)
・本体を軽く拭き、できるだけ動かさない
・すぐに修理店へ持ち込む
通電すると基板ショートの原因となるため、早めの対処が「吉」です。
水没しても諦めないで当店にお任せください
当店では、iPhoneの水没修理に多数の実績があります。
今回のように乾燥処理だけで復旧できるケースもあれば、基板修理や部品交換が必要になることもあります。
当店は基板修理も承っておりますので、乾燥後に基板修理が必要と判明した場合もスムーズに修理に移行が可能です。
何店舗も修理できる店舗を探し回らなくて済む事が当店で修理するメリットです

iPhone15でも水没する!耐水性能を過信しないで
iPhone15は確かに高い耐水性能を備えていますが、「完全防水」ではないため、水中での使用は非常にリスクが高いです。
特に、プール・お風呂・海水などでの利用はトラブルの元!
水に濡らしてしまった場合は、自己判断せず、すぐに専門店へご相談ください。
また水没した後、問題なく操作できる事も多々ありますが
水没は時間とともに症状が進行する事が特徴です
症状がなくても修理店で乾燥の依頼をする事をオススメします。
お困りの際は是非お立ち寄りください
ちなみにAppleの公式サイトhttps://support.apple.com/ja-jp/HT207043にも「防沫性能、耐水性能、防塵性能は永続的に維持されるものではなく、通常の使用によって耐性が低下する可能性があります。」という表記がありますので、くれぐれも水濡れにお気を付けください!
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